SEOしてわかったGoogle検索の癖
この1年、サイトマップやRSSフィード作成、構造化データの実装など、サイトをGoogle検索に表示させる取り組みをしてきました。その中で気づいたGoogle検索の特徴をまとめてみました。
Google検索の癖
1.サイトマップやRSSフィードの更新時間が大事
「サイトマップ」や「RSSフィード」の更新時間
はかなり重視されるみたいです。企業も個人も、新しい情報が優先されます。
具体的には「サイトマップ」のlastmod
や「RSSフィード」のpubDate
が影響します。新しく作ったり更新したりしたコンテンツは、検索結果で上に表示されやすいです。
2.変化のないページは段々見られなくなる
たとえば[ イラスト ]のように更新が少ないページは、徐々に検索順位が下がっていきます。イラストページを検索結果に残すなら、Pixivみたいにコメント機能や関連作品表示などの動きのある要素を入れた方がいいかもしれません。
3.他サイトからのリンクがあると強い
他のサイトからページ内の特定コンテンツ(例:[ #SEOしてわかったGoogle検索の癖 ])へリンクされていると、そのページは検索結果に表示されやすくなります。
大手企業のサイトが検索上位を維持できるのは、多くのサイトから参照されたり、たくさんの人がリンクを共有したりしているからでしょうね。
4.構造化データマークアップはそこまで重要じゃない
構造化データマークアップは検索エンジンがコンテンツを理解するのを助けるだけで、検索順位にそこまで大きな影響はないみたいです。
画像の構造化データ
で日時や著作権情報を付けても、主に画像の内容理解を助けるだけで、順位アップには直結しません。記事の構造化データ
でタイトルや内容を伝えることもできますが、ちゃんとh1
タグやarticle
タグを使っていれば、必ずしも必要ないとわかりました。Google検索に自分のサイトを表示し続けるには
1.動きのあるコンテンツを入れる
ページが定期的に更新されていると、Googleは「鮮度の高い情報」と認識します。関連性のある動きのあるコンテンツを入れるといいでしょう。
イラストページなら、表示中のイラスト下に関連キャラのイラストを表示したり、応援コメント機能を追加したりすれば、常に更新されるページとして認識されやすくなります。
2.新しいコンテンツを継続的に追加する
新しいコンテンツを定期的に追加するのも大切です。イラストサイトなら、イラストを増やし続けることで「このサイトは活発に活動している」とGoogleに思ってもらえます。ブログなら、記事を増やして「情報が豊富で価値あるサイト」と認識されやすくなります。
注意点
ただし、量だけ増やして質が伴わないと、「アフィリ目的の低品質サイト」や「信頼性のない情報サイト」と見られるリスクがあるので注意しましょう。
3.質の高いリンクを集める努力をする
SNSで「いいね」や「シェア」されるような、価値のあるコンテンツを作れば、外部からのリンクも自然と増えます。外部リンクがない状態は、良い内容でも誰にも読まれない本のようなもの。他の人から評価されないコンテンツは、Googleにとっても価値が低く見えるでしょう。
Google検索は初心者にも比較的優しい
他の検索エンジンは「人気コンテンツ優先」や「大手サイト優遇」の傾向がありますが、Google検索は情報の「鮮度」も重視しているので、個人サイトでも頻繁に更新される質の高いページなら上位表示される可能性があります。質の良いコンテンツを続けて作り・更新していけば、自然と検索結果も良くなっていくはずです。