令和時代にて、なぜ個人Webサイトが人気ないのか、そしてなぜ企業メインな時代なってしまったのかを考える。
コンピューターが安く手に入るようになった平成時代では、多くの人がHTMLを学び、そして個人のWebサイトを作成していました。ただSNSが普及してからはどんどんと個人Webサイトは減っていき、企業がつくったSNSがメインの場になってしまいました。
現代のSNS文化を鑑みて、今後の個人Webサイトの可能性について考えてみたいと思います。
個人のWebサイトを作る人が減った理由
個人のWebサイトを作る人が減った理由は、主に以下のようなものが考えられます。
1. SNSの普及: Twitter(X)、Instagram、TiktokにYoutubeなどと、リアルタイムに多くの情報を取得し共有できる大手SNSに人々が流れていったことが大きな理由となっております。
2. Pixivなどの専門的なプラットフォームの台頭: イラストを描いたら多人数の人に見てもらえる投稿サイトが増えたことによる、個人Webサイトを作る必要性の減少。
3. 技術的なハードル: 専門知識を必要とするWebサイトの構築は、一般の人にとっては敷居が高くなってしまったことも理由の一つとなっております。
4. 無料コストの弊害: サーバー借りるのもお金は必要、ドメインを取るのもお金が必要と⋯ それに比べてSNSは無料で利用(その代わり広告)としての肩代わりになってしまったことも理由の一つとなっております。
やはり、自分から「コストをかけたくない人」多くが増えてしまったのが理由なのではないでしょうか?
自分を披露することに「個人サイト」が要らなくなった
私は、基本的には「イラストレーター」なので、名を売るための手段(ポートフォリオ)としてWebサイトを作っていました。しかしながら、最近は良くも悪くも名を得るためには、SNSが手っ取り早いのが現実です。余程、SNSでは発信できない作品やストーリではない限りはWebサイトで発信する必要がないのが現状です。
更新の面倒くささ
SNSはポチッと画像や動画をアップロードするだけで、すぐに投稿されてフォロワーやファンに見てもらえるのに対して、Webサイトは更新するためにはHTMLやCSSなどの知識が必要であったり、サーバーにいちいちとアップロードする手間があったりと公開に手間がかかることも理由の一つとなっておりますね。
企業メインの時代になってしまった理由と弊害
企業が多くのSNSを運営をし、それを呼び込んでいるのも事実であります。
X ならプラットフォームを貸しだすのに Tweet の合間に広告を流す。
Youtubeならコマーシャルを流して広告収入を得る
TiktokやLINEならば、有料コンテンツに課金してもらってその一部から収入を得る
などと、便利なコンテンツを提供する上で「時間」だったり顧客から「お金を貰う」といったビジネスモデルが確立されていることも理由の一つとなっております。
別に企業が運営するSNSが悪いわけではなく、良いビジネスモデルであることは間違いないのですが、SNSに依存する世の中が続いていくと、やはり利益やサーバー保存量の問題でサービス終了する世の中が見えてきます。
サーバー容量は有限である
大手のSNSが自社のServerを使っている人は、大手でも一握りだったりします。
多くは、Amazon Web ServiceやGoogle Cloud Platformなどのクラウドサービスを利用していることが多いです。それを借りて運営をしている訳ですが⋯。データーが増えるにつれて価格も上がっていくことになります。もしも均衡がとれなくなってしまった場合はサービス終了してしまう可能性もあるってことですね。
積み立てた内容は突然に消える可能性がある
投稿型プラットフォームは、サービス終了する可能性があることも考慮しなければなりません。
例えばもしも「note」などのサービスを終了した場合。もしかしたら企業は「ユーザーのデーターをアウトプットするためのツールを提供する」といったことも考えられますが、基本的にはウェブに公開した内容は消えてしまうでしょう。
今後のサイトの世の中

恐らく、SNSは衰退していくのではないでしょうか?
ただ、徐々に⋯というよりは「突然に」だと思います。
昔に Google+ というサービスはあったのですが、大手でServerを持っているGoogleさえも収益が見込めないと判断してサービス終了してしまいました。
あんなに人気だった「ニコニコ動画」も、見る人は Youtube に流れていき、今ではマイナーな動画サイトになってしまいました。
それだけ「企業型SNS」というのは危険を孕んでいるということですね。
今後変わってくるであろうツール
生成AIの台頭によっては「個人Webサイトを作るのが簡単になる」というのが楽になるというのはあるかもしれません。もしかしたら、「文字や画像を提供する」だけで、AIが自動でWebサイトを構築してくれるようなサービスが出てくるかもしれません。
それが「独自ドメイン」なのか、それとも「ブログ提供みたいに、サブドメインの輪」になるのは解りませんが、もしかしたらまた横に広い個人Webサイトの時代が来るかもしれませんね。