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ひたちなか海浜鉄道から中根駅 虎塚古墳

ローカル旅紹介として、常磐線勝田駅からローカル線「ひたちなか海浜鉄道」へ乗り4駅先の「中根駅」 そこにある古墳、虎塚古墳へと足を運ばせていただきました。

虎塚古墳への道なり

JR常磐線勝田駅から、ローカル鉄道「( ひたちなか海浜鉄道 )」にのり揺られること4駅

ひたちなか海浜鉄道 勝田駅
ひたちなか海浜鉄道 勝田駅

「中根駅」 ) 矛(ほこ)と前方後円墳 のデザインが施された看板の駅を降りて・・・

ひたちなか海浜鉄道 中根駅
ひたちなか海浜鉄道 中根駅

20分ほど歩くと見えてくるのが、今回紹介したい「虎塚古墳」となっております。

虎塚古墳
虎塚古墳

なぜ虎塚古墳に訪れたというのかというと、7世紀初頭に描かれた壁画を見ることができるということで考古学の勉強にもと、ご観覧させていただきました。

虎塚古墳

虎塚古墳(とらづかこふん)は、茨城県ひたちなか市中根にある古墳。形状は前方後円墳。虎塚古墳群を構成する古墳の1つ

https://ja.wikipedia.org/wiki/虎塚古墳

一年中閲覧できるのかと言われると、残念ながら「壁画を後世に残すため」

「一年に2度(春・秋)の開放日となっております」

https://www.city.hitachinaka.lg.jp/shiminkatsudo/bunka/1002389/1012697.html

他の日は閲覧できないの…?という人もご安心を、虎塚古墳近くに( 「ひたちなか市埋蔵文化財調査センター」 )というのがありまして、レプリカですが古墳内をみられる石櫃があります。

虎塚古墳 レプリカ

虎塚古墳 レプリカ
虎塚古墳 レプリカ

虎塚古墳を研究なされてる学者たちが、閲覧できない時期でも虎塚古墳を紹介していこうと作られたものなのでほぼ実寸大で制作されています。

紋様については色々考察されていて丸い紋様は手首飾りなのでは?とか、下に書かれてる紋様は鍋とか、実際に使われてた土器なのではと考察されてたりもします。

ただ、どれが本当なのかは調べてみないと解らないので、永遠の謎になるのも考古学の面白いところですね。

ひたちなか市埋蔵文化財調査センター

考古学的にも重要な文献が多いので、残念ながら撮影はNGとなっておりますが、ひたちなか市で出土された埋蔵品や、虎塚古墳で出てきた土器・遺品などを展示されています。狩りで使われた弓矢などを展示されてたり、翡翠や石で作られたイヤリング・ネックレスなどの装飾品も取り扱ってるので一般来館の方々でも楽しめる資料館となっております。

ファンアート

そしてもう一つの目標として「虎塚古墳の擬人化 虎塚ちゃん」に会いに来たというのもあります。

https://twitter.com/yosumi-kofun/status/1640682137711181828

虎塚ちゃんというのは「( 虎塚古墳を愛してやまないイラストレーター ヨスミナミ様 )」が制作なされた擬人化キャラクターでして、その虎塚ちゃんをファンアートにしても良いよ!というお声をいただいたので描かせていただきました。

虎塚ちゃん

虎塚ちゃん Drowing by アンネ
虎塚ちゃん Drowing by アンネ