世の中のお絵かき事情
「どれだけ可愛く描いても、どれだけ綺麗に仕上げても」
まわりがその需要についてきていなければ人気にならないものである。
食べ物での例えでいうと
アボカド
例えば「アボカド」 森のバターとも言えるアボカドだけども流行するまでは手にとる人もいない野菜だった。しかしながらメディアや調理に使う企業が増え「サーモンにアボカド・ピザにアボカド」と利用者が増えるに連れて、今では玉ねぎやジャガイモを買うような感覚でアボカドを買うようになった。
「アボカド」を捕らえるというのは「アニメや漫画」を捕らえるのと同じで、話題のあるものを調理しているのである。
個人の力量はべつとして、商売の世界では「人気」を追うことはそれだけ「紹介」となる。「紹介を追う」のであれば自ずとして「自分も話題になる」ということ、もしもアボカドを使わない料理をつくるのであれば自分から材料を探さなければならないということである。
駅前の料理店
ならば「駅前」に料理店を作ればいいのでは?
もしもあなたが「そば屋」として「広告」も打たない、そして「美味しく」もない、駅前そば屋だったとしたらお客さんとして入りたくなるのだろうか?
どれだけ周りにユーザーがいても好みの「キャラクター」が合ってなければ食べたくないとおもうだろうし「広告と言う名の紹介」がなければ、その「そば屋」は目に触れることもない。そして美味しさというのは「個人の特徴」ということになるだろう。
ただ、「そば屋」というのは「時間のない人にも食べられるというニーズ」がある。
美味しくなくても「時間のない人」には欲しいものになるだろうし、それが広告になる可能性だってある。
なので、「味」をあげたいのか「ニーズ」に答えるのかをあなた自身で考える必要があるのかもしれない。
タピオカ
時として「爆弾」のようなニーズが降ってくることもある。
一時期に話題となった「タピオカ」だが美味しいとは言えない、ただみんなが見様見真似で行動する「共感性行動」という心理学もある。
みんながやっているから自分も大丈夫だろう、むしろやらなければ取り残されてしまう。
「ポケベル」を持つ人、自分に似つかない金額を出してまで「時計」や「服」をそろえる人などなど人間としては「時代のトレンド」を追いたくなる動物なのである。
トレンド絵師になるべきか
ならトレンドを追うような人になるべきか?
自分の名を紹介するのであれば良いのではないかと思う。しかし「トレンドを追うだけ」というのは、その店のやってることを変えるということになるだろう。
「ラーメン屋」として集めたユーザーが、店長の気まぐれで「ピザ屋」として始めたくなった。ラーメン屋として来ていたユーザーはピザには興味はない。コロコロとトレンドを追う人というのは、今までのユーザーを捨ててまで自分のやりたいことを求めていく人なのかもしれない。
人気になるには?
自分を「ラーメン屋」の店主だと思ってればいいと思う。
フォロワーというのは「常連客」
お気に入りというのは「美味しい」という一言
リツイートというのはラーメンの写真を撮って「紹介」してくれる人
リプライというのは「店主に直接、声をかけてくれるコメント」と思ってたほうがいい。
この店を美味しいと言ってくれる人を増やすには「味」を極めるか、それとも「常連客」を増やすか、もしくは自分から「紹介」するのも間違いではない。ただし自分がやりたいことを他人に共有するのが成功の秘訣になるのではないだろうか。